よりみちハウスではなく、家主の自宅のそばには、八百屋さん(安部青果)、魚屋さん(魚梅)、肉屋さん(山手スーパー)があります。歩いて2分位。雨でも行ける。レジで待たずに買えるのも便利です。
八百屋の安部さんは、家主がケアマネとして担当している高齢の女性の息子Fさんと、仕事の仲間で仲良し。Fさんが安部さんに、家主が母親のケアマネだ、と話したらしく、野菜を買いにいった時に、安部さんから、「(家主がケアマネとして)よくやってくれていると聞いている」、と話してくれるようになりました。安部さんは、Fさんのことを、「彼は本当にいい人なんだ」と話し、Fさん宅を訪問すると、Fさんも「安部さんは本当にいい人で…」と言っている。お互いにベタ褒めしあっていますが、私の目から見ても、本当にどちらもすごくいい人。
Fさんによれば、安部さんがいい人だから、あそこは働いている人もいい人ばかり集まる。確かに。安部青果ではいろいろな人が働き(まだ子どもが小さい位のお母さんなど)、なんかいつも店員や通る人が立ち話したり、いい雰囲気。人の輪ができて、コミュニティになっています。
昨日の朝、たまたま安部青果のそばに行ったので挨拶をしたところ、ご主人から、「何か建物を建てたんだって?」と聞かれました。Fさんから情報が行っていたようです。安部さんも、みんなが声をかけあえる町にしたい、いまはスーパーで買っちゃう人が多いけど、対面販売のいいところがいっぱいあることを若い人にも知ってほしい。うちでは家の鍵を預かって、親が遅くなる時に子どもが取りにきたりしている、と話してくれました。地域の見守りばっちり。
奥さんは、「この辺はいい子ばかりだから、みんな挨拶してくれる」とおっしゃっていましたが、それは安部夫妻があいさつするからでしょう。挨拶をすれば、すぐには返ってこなくても、そのうち挨拶してくれるようになる。
町のみんなで子どもたちも育てていけるような町になるといいな。
立ち話も大事です。
H30.6.16