絶滅危惧種・ムラサキ草の復活に懸ける!!
江戸時代、武蔵野の各地に自生していたムラサキ草の根を利用した染料で染めた衣料は歌舞伎の助六が巻く紫色の鉢巻として知られています。また、高貴な色としても珍重されましたが明治以降はムラサキ草が絶滅したのではないかと言われていました。
最近になって東京都・桧原村でその復活にかける人が現れ、昨年のコクーンスクウエアにムラサキ草の根を出展、染上げた衣料も展示していただきました。その染料はシルクとの相性がよく上品さにあふれた色合いを醸し出していました。
コクーンスクウエア実行委員会では、6月初旬その栽培地をたずね復活の苦労と栽培の実態をうかがうとともに、今年のイベントへの参加も熱望してきました。