先週の土曜日、Y電機に冷蔵庫を買いにいった。2階の冷蔵庫です。消費電力をギリギリ低くして生活している立派な方も存じ上げているが、冷蔵庫がないと、やはりビールが冷やせない。

雨も少し降っていたし、よりみちハウスの前に、キンコーズでA0のポスターも拡大コピーして貼りたかったので、じー(夫)とサンバー(ボロ車。ボロいというより、じーが車の内外とも汚くしているので車が可哀想)で行った。電化製品は、ネットなどでも多少見たりするが、よくわからないことも多いので、だいたい詳しそうな人の判断に乗っかることにしている。

じーは冷蔵庫もネットで買えばいいじゃんと言っていたが、私としては、最終的にネットで買うとしても、現物を見ないと決められない気持ちがあったので、Y電機に行きました。そんなに大きくなくて、まあ値段も5万円位のやつかなーということで、2人で売り場を見ていたところ、販売担当のオッサンがやってきた。頭にきたから名刺捨てちゃったので、頭文字すら書けません。

オッサンと言っても、私よりは若いかな。同じくらいか、少し年下か? まあ、妙齢の男性なのですが、はじめにじーが「これは色は(これだけか)」とか聞いたからか、買うのは私なのに、じーの方ばかり見て説明する。途中から、私が「買うのは私」オーラをすごく出したつもりだったのに、それでもじーの方を見て話す。最終的に、私が購入のサインをしているにもかかわらず、まだじーを見て喋っている!

なんだこいつは。普通のご家庭では、ご主人にお金の決定権があるのかもしれないですけどね。うちは、それぞれのものはそれぞれで買います。じーの顕微鏡はじー。高いよ。家具は私。そこそこ高い。家具を買う時などは、途中で、あ、こっちか、とわかるらしく、じーと一緒に行ったとしても、途中から私に話すようになる。

自宅は、ほぼほぼ私です。よりみちハウスの建物は完全に私。よりみちの備品は、よりみちハウスに寄付が集まったら、そこからもらいたいですが、とりあえずは私が払っている。寄附が集まらなかったら、自腹でよい。なのにさー、なんでじーを見て話すかね。

それはうちの夫婦関係が、世間とはずいぶん違っているからかもしれないが。
今時、いろいろな夫婦関係、家族関係があると思いますよ。
われわれ対人援助職は、関係者がいたら、バランスよく目を見ながら話すように教育されています。人間関係をなるべく早く把握し、一人一人、目を合わせながら話す。そうしないと、自分は相手にされなかったという気分になるからです。

Y電機も、売り場にそれ位の研修はしてほしい。お金を出すのはどちらなのかを、さっさと把握して対応してほしいと思います。

そういえば、あるケアプラザでカフェ(おしゃべりば)の発表をやった時、「Hさんは、そんなにやっていて、ご主人には怒られないのですか?」と聞かれたことがあった。私にとっては新鮮な質問だった。怒られる? なぜ? 一般のお家は、女性がいろいろ外で活動してくると怒られるのか。横浜の中心の、それも専門職の人から聞かれたので、逆にちょっとびっくりしたのでした。

我が家はつきあい始めた時から、ジェンダーイクオリティ。
2人とも自由にやっています。
最近はじーもホウレンソウを意識するようになってきて、生活はしやすくなっています。
じーにはいろいろ迷惑はかけていると思います。眠いのに私が話をやめなかったり。そこは気を付けるようにします。

H30.6.20