つきあいの深いクリニックの看護師さんから、夜、電話がかかってきた。
「最近Hさん(家主)と話がしにくい。この前、新規の患者さんのことで電話をした時も、すごく急いでいるようで、聞いてもらえない感じだった。これからもHさんとはうまくやっていきたいので、思いきって話してみた」。

わー。しまった。そんな風に思わせてしまっていたんだ。ごめんなさい。
私はその看護師さんのクリニックが、ものすごく忙しく動いていることを知っているので、日中かかってきた電話に対し、なるべく必要な情報をばっと伝え、ケアマネとして手をうつべきところは打ってあるよ、と話したつもりだった。あと、よりみち関係で自分が忙しかったのと、ほかにも動いているケースがあったので、雑な感じの対応になってしまったのかもしれない。
その患者さん(一家)については、ナイーブな時期だったので、ご家族一人一人と十分に時間をかけて話をし、ご家族の意思決定を支援してきた。はじめは家族の中で意見が違ったが、みんなでしっかりと話しあった結果、立派に意見をまとめられた。
仲がよくて素敵な、素晴らしいご家族です。その患者さん(ケアマネからは利用者さんと言います)のことを、みんなが本当に思っている。

私も家族の意思決定を支援できたので、心の中で自分にグッジョブ!と言ってきたのだが、支援者間でディスコミュニケーションが生じていた。

看護師さんには私の態度を謝って、やってきたことを伝えたら、「そうだったのね。そこが見えていなかった。それなら納得した」と言ってもらえた。その他にも、2人でゆっくり話すのは久しぶりだったので、あれやこれやの話をして、いろいろわかりあえた。

やっぱりきちんと話し合う、できれば合って話し合うのが一番。元々信頼関係がある人なら、電話でも大丈夫。
関係が悪くなってるな、と思ったら、話をする機会を作って、話をしてみる。
今回は看護師さんの方がそうしてくれたので、助かったのです。

問題をおこしがちな私ですが、気がついたことは言ってくださいね。よろしくお願いします。

H30.5.11